振り返り2020年 ~オンラインツールに寄せて~
KPT法を用いて2020年を振り返ってみる。
※KPT法の説明は、下記を参照ください。
seleck.cc
ざっくりとした印象としては、オンラインの利便性や可能性に気づかされた1年だったと思う。WEB講座にオンライン帰省・飲みの楽しさに触れるとともに、改めて「人と会って話すこと」のかけがえのなさを知れた。
振り返りの詳細は以下の通りである。
Keep(できたこと、続けたいこと)
- オンライン学習
統計学講座受講、成果は下記記事参照
nagotsch.hatenablog.com
- オンライン飲み
家族、部活関係(先輩、後輩)
- アウトプット
はてなブログ等への投稿
- 腹決め
習熟させたい技術テーマの決定
- 語学学習
TOEICスコア自己最高更新
Problem(できなかったこと、課題)
- オンライン学習の効果測定
統計検定受験
- オンライン読書会
後輩から誘っていただけれたものの、仕事のため不参加
- 趣味探し
楽器演奏以外の活動で
Try(改善)
- 統計検定受験
- 勉強会の参加、自主開催(オンライン)
- 人を活かす
今年も残すところ、あと1日。
今年は流行り病のこともあって、人生ではじめて実家外で年を越すことになる。東北の寒さが懐かしくなるくらいこちらは暖かで、年末感が湧かないまま年の瀬を迎えてしまった。
来年は帰れるだろうか。
よいお年を!
続・JMOOCでオンライン講座を受講してみた。
以前記事にしたJMOOCのオンライン講座も、気づけば4講座修了できた。
nagotsch.hatenablog.com
統計学I:データ分析の基礎
統計学II:推測統計の方法
社会人のためのデータサイエンス入門
社会人のためのデータサイエンス演習
無料とはいえ、締め切りがある、成績がつくという「縛り」は大きなモチベーションになる。
今年受験できなかった統計検定を視野に入れ復習もしつつ、来年開講予定の「統計学III:多変量データ解析法」も受講していきたい。
表現しなきゃ「思考」じゃない!
タイトルは、最近読んだ下記書籍から。
With コロナ時代のアウトプット方法について、探り探りの毎日が続いている。もともと吹奏楽の世界に長くいたこともあり、Before コロナの世界線では演奏会やコンクールという形で表現の場が与えられていたが、気づけば楽器に全く触れなくなって久しい。
加えて、仕事においても腹決めの段階に入っていると思う。入社年数的には4年とペーペーもいいところだが、博士卒ということもあって年齢的にはそろそろという思いが強い。幸いにも興味を駆り立てるテーマに巡り合えている。
見たもの、聞いたものをすぐ文章化できる地頭力は持ち合わせていないため、私のアウトプット方法は極めて非効率だ。「こんな感じだろうな」と感覚的に雰囲気を掴むことはできるのだが、そういったフワッとしたものはなかなか言語化できず、気づけば雲散霧消してしまう。
現時点でのルーティンは以下の流れでだろうか。
- 紙に書きなぐる
- PCに書き出す
- ネットに公開する(はてなブログ、note)
対象は本と文献など。特に工夫もないが、ざっくりとした概要は喋れる程度にはなっている。
今週のお題「好きなおやつ」
今週のお題「好きなおやつ」
最近の仕事中のおやつは、もっぱらコレ。1日2本、10時頃と15時頃にパクついています。
前はスナック菓子をメインにしていましたが、健康と食べやすさ(手の汚れにくさ)を考えてコレに落ち着きました。食感的にも味的にも 食べた! って感じがして Good です。
ヴァイオリンのニス塗装に関するHSP的考察(2)
先日のヴァイオリンのニス記事に関して、daddylongbodyさんがとても勉強になる記事を更新されておられた。
記事を読みながら、材料選定や塗装にものすごいノウハウが必要になる世界と改めて感じた。私は小さい頃から打楽器をかじっているが、材質や楽器にかける負荷がわずかに違うだけで音質ががらりと変わることは身をもって体験している。コロナ禍のいま楽器に触らなくなって久しいが、いい音を模索する時間はかけがえのないひとときだったと思う。
さて、今回はdaddylongbodyさん記事で取り上げられている、アルコールニス用樹脂の溶剤に対する親和性をハンセン溶解度パラメータ(HSP)の観点で考察した。具体的には、下記に示した樹脂の成分をHSP解析ソフトを用いて解析し、溶剤(エタノール)のHSP値との遠近で評価した。
1. シェラック(シェロリン酸、アロイリット酸)
シェラック - Wikipedia
2. ベンゾエ(安息香酸)
安息香 - Wikipedia
3. サンダラック(ピマール酸)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/shokueishi/47/2/47_2_76/_pdf/-char/ja
(Identification of the Main Constituents in Sandarac Resin, a Natural Gum Base)
4. コーパル(コムニン酸)
https://www.jifpro.or.jp/cgi-bin/ntr/documents/NET4254.pdf(熱帯樹木の成分と利用)
5. マスティック(αピネン)
https://link.springer.com/content/pdf/10.1007/s13659-014-0033-3.pdf(Chemical Composition of the Essential Oil of Mastic Gum and their Antibacterial Activity Against Drug-Resistant Helicobacter pylori)
結果を表1に示す。対エタノールではシェラックのHSP値が近く、最も溶けやすい組み合わせと考えられる。これにベンゾエ、サンダラック等の別の樹脂(エタノールとは比較的親和性が低い)を加えながら樹脂とエタノールのHSP値間距離を遠くすることによって、溶解性と塗装後の乾燥性のバランスを担保していると予想される。